chiyocoの365日後になりたい自分になるブログ

なにものでもない私が、なにものかになりたいともがく日記です。

#12.基本、私はいつもツいていると思う。

今週のお題「試験の思い出」

 

おはようございます。

chiyocoです。

 

今日は、私っていつも基本的にはツいているなーと思ったので、私が受験生だった頃の思い出も合わせて書きたいなと思います。

 

実は今日は普通に考えたらツいてない日だったと思います。

子供が嘔吐して幼稚園から呼び出しされたり、その結果、3000円も入場料がかかるある美術館を1時間しか見れずに帰ってきたり、帰ろうと思ったら電車を間違えまくって、道を聞いたら道を聞いた人から間違った道を教えられたり、帰ったら帰ったで、嘔吐しているから食べられないのにお腹は空く長女、長女の体調なんて心配もせず、あれが食べたいこれが食べたいと自己主張強めの次女・・・みんなでグズグズして、私も怒鳴り散らかすことに。。。

唯一の救いは、ご飯作りたくない、と思って祈るような気持ちで冷凍庫を開けたら、冷凍ご飯があったこと。(これで今からご飯炊くってなったらしんどかった・・・)

 

しかも、今週末で引越し。明日は幼稚園の最終日・・・。

引越し前に最後に幼稚園でパーティしてくれる予定だったのに、それも中止。

なんなら、先生にもお友達にもバイバイを言えなかった。

近所のお友達とも公園で遊ぶ予定だったのに、それもできず。

みんなでおいしいご飯を食べようって予約していた予約困難店もキャンセル。

 

気持ちはとってもブルーでした。

 

もっとちゃんと体調を管理してあげられていれば、ちゃんとお別れさせてあげられたのに・・・って思いました。しかも、何が後悔って、元気がないのをわかってて少し無理して保育園に行かせたんです今日。私が、どうしても引っ越し前に行きたい美術館があって、次女の分しかチケットとってなかったから、長女がいると行けないし・・・今日しかない!って焦っていました。それを後悔しました。今日1日休ませて、学校の最終日を笑顔で行かせてあげられたら、って。

 

でもね。

こんなお別れだったからこそ、たくさんの方が個別にメッセージをくれました。先生からの文章が忘れられない。電車の中でそのメッセージを読んで泣きました。

他のママ友も、心配してたくさん連絡くれて、たくさん助けてくれました。

情けないなと思いつつ、人の優しさに救われた1日でした。

 

出来事だけ見るとすごくツいていないけれど、だからこそ、人との繋がりや温かさを感じることができたなって。それって、何にも変えがたい気づきで、それをお別れ前に再確認して、「みんなとあえて本当に良かった」「また会いたい」って思えるのって、本当はすごくツいていることなんじゃないかなって思ったんです。

 

美術館だって、今日はちゃんとみれなかったけど、考え方によっては「また絶対にこいよ」ってことなのかもしれないし、予約キャンセルしたお店は、「ここで払う予定だったお金をもっと違うところに使えばいいよ」ってことかもしれない。

 

こんなことを考えてブログに書こうと思ったら、ちょうど今週のお題が「試験の思い出」で、ふと自分の大学受験を思い出して、やっぱり私って基本的にはツいてるよなと。

 

私は、大学受験、推薦入試を落ちて、そのあとの一般入試を受けて第一志望に合格しました。

結果的には受かったけれど、私が推薦を落ちたばっかりに、滑り止めの私立学校に入学金50万円を親に支払わせてしまいました。子供を持つ今になって、その時、「大丈夫だから」って全く怒りもせず嫌な顔もせず支払ってくれた母のことを思い出すと、今でも、ありがとうの気持ちでいっぱいです。あの時、父も母も、どんな気持ちだったんだろうな。

 

当時、その50万がすごくプレッシャーになり、私の合否で家庭のお金がこんなに動くんだ・・・ということをその時初めて実感しました。そして、今は50万で済んだけど、もし私立に行くことになってしまったら、倍以上のお金がかかると聞いていたので、これは何としてでも一般入試、絶対に安全圏を受けなきゃと思って、親に志望校のレベルを下げるという話もしました。(田舎育ちの会社員の父、パートの母の一般家庭でしたが、子供ながらに、公立大学しか考えられないと思ってしまっていました。)

でも、その時、父親が「それでいいのか」って珍しく怒ってくれて、私も、本当は受けたいけど、お金のことを心配して・・・という気持ちだったので、「いいの?ありがとう」という気持ちで、第一志望にトライさせてもらいました。もし私立に行くとなったら、奨学金をもらえるぐらい勉強すればいいとも思っていました。

 

結果的には受かってよかったという話なんですが、勉強していた時の記憶は全くないのに、このお金の話がずっと心に残ってて。

推薦入試を受かってたら、こんな気持ちにはならなかったし、あんなに勉強することもなかったなって思うんです。親のありがたさも気づけたし、挫折を経験することで、悔しさをバネに這い上がる根性も鍛えられたように思います。

 

昔、母親に、いいことと悪いことは同じ量あるから、いいことばかり続いたら気をつけなさいって言われてて、あまりに順風満帆に生活できているから、私はいつ嫌なことが怒るんだろうとヒヤヒヤしていたんです。でも、悪いことって、裏返してみると挫折の経験に繋がるから、挫折や失敗をすることで人は成長できるし、結局は、いいことも悪いことも全て良いことなんじゃないかなって今は思えるようになりました。

 

この年になると、失敗をすることも少ないから、失敗や悔しい思いができることってすごく良いこと。その悔しさが私を違う世界に連れて行ってくれるし、違う道が開けるかも。

 

なんて、今だからそう思えるっていうだけの話。

 

いま受験を頑張っている人は、そんなこと思えないだろうけど。

だって、今私が大学院とかを受けるとなったら、それは受かってくれなきゃ困るよ。落ちてもツいてるなんて思えない自信がある笑 時間とお金をかけて勉強して、子供だっているし、何より仕事もしてるし・・・とかね。ふふふ、やっぱり自分ごとに考えると、受かりたい!よね。

 

だから、もう何も言えない。頑張れも言えないし、言えるとしたら、「私はツいている」って言葉にすると、それが言霊になって自分に返ってくるから、どんな結果であれ、「あなたはツいているよ」って私は伝えたい。

 

受験といえば、2月の勝者っていう漫画が大好きです。中学受験の話なんだけど、小学生の心の葛藤とか、その親の気持ちとか、先生の思いとか、すべて心に刺さる。

 

 

【今日の良かったこと】

・夜に飲んだハーブティがおいしかった

・美術館を1時間はみれて、お土産も買えた

・明日、友達がケーキを買ってくれるって言ってくれた

・今日もブログがかけた

・あ、JGRの動画がスノストで嬉しかった

 

chiyoco